ようやく、ようやくです。
長い冬の沈黙を破り、2026年の初実走を果たすことができました。
昨年末に子供が生まれてからというもの、生活のリズムは文字通り激変しました。かつてのように「時間が空いたから走りに行く」というスタイルは過去のもの。今の自分にとって、ハンドルを握る時間はこれまで以上に貴重で、特別な意味を持つものになっています。
先週のハイライトは、3月1日の初実走。……なのですが、久しぶりの外ライドということで、絵に描いたような「準備不足」を露呈してしまいました。
玄関を出てから気づくわけです。財布を忘れ、心拍計を忘れ、挙句の果てにはサイコンと各種センサーが全くつながらない。冬の間、室内でMyWhoosh(最近Zwiftから乗り換えました)ばかりやっていたツケが、こんな形で回ってくるとは……。センサー類との「対話」も、外ライドの大切な儀式の一部だったことを思い出しました。
今週のトレーニング全体を振り返ると、平日はMyWhooshでの高強度トレーニングを短時間こなしつつ、週末にようやく実走へと漕ぎ着けた形です。トータルで「外の感覚」を取り戻し始めた一週間でした。
距離は24.7kmとリハビリ程度でしたが、データも財布もない真っ新な状態(笑)で走るのも、ある意味で新鮮ではありました。とはいえ、これからはしっかり準備から慣れていかなきゃな、と痛感したわけです。
今回の初実走は、自分にとって単なる「シーズンの始まり」以上の意味がありました。子供が生まれてから初めて、一人でサドルに跨り、風を切る時間。
ペダルを回しながらふと思ったんです。「世の中のパパママローディの皆さんは、初めてのライドでこんなことを感じながら走っていたのかな」と。
家を出る時の少しの申し訳なさと、それを上回る解放感。そして、走っている最中に不意に思い出す我が子の顔。以前の自分なら「もっとパワーを」「もっと速く」とデータばかり気にしていましたが、今は「無事に帰って、また育児を頑張ろう」という穏やかな、でも強いモチベーションが心の中にあります。
自転車を続けさせてもらう鍵は、家の中での「貢献」にあるなと感じるわけです。ロードバイクは時間を食う趣味。だからこそ、ライドに行かせてもらった分、それ以上の熱量で家庭に貢献する。「趣味を楽しむ自分」と「家族を支える自分」を切り分けるのではなく、趣味で得た活力を家庭への貢献という形で循環させていく。このサイクルを回し続けることこそが、子育て世代が自転車を楽しく続けていくための、「一つの正解」なのではないでしょうか。
隙間時間を見つけては、ボイスジャーナルにその時々の感情を吹き込んでいます。今回、財布を忘れたショックやセンサーがつながらない焦りも、その場でボイスメモに残していました。
これをNotebookLMに読み込ませて整理する過程で、自分のドタバタ加減を客観的に見て「次は気をつけよう」と思えるのも、一つの楽しみなわけです。時間は限られていますが、デジタルツールを味方につけることで、育児も趣味も、そしてこの「発信」も、欲張って続けていける気がしています。
今まで一緒に走っていた仲間の中で、楽しそうにライドや練習に参加していたパパ・ママローディの皆さん。実際に自分が親になってみて、あの時皆さんがどんな葛藤や調整を抱えながら走っていたのか、その凄さを身に染みて理解しました。
そんな大変な時期でも、工夫して練習やライドの場に出てきていた皆さんは、本当にかっこいいなと感じるわけです。
自分も、まずは今回の準備不足のようなドタバタを一つずつ解消しつつ、家庭と自転車を両立させて、そんな風にかっこよく走れるよう頑張っていこうと思います。
それでは、また!今週も、安全運転で。
ちゃりぶーすと 