目標がなくても自転車に乗って、ふらっと出かけて写真を撮ったり、まったりコーヒーを飲むことも楽しいと思います。
目標を決めて、そこに少しずつ近づいて成長を実感するのことも楽しいと思っています。
基本、この二つのハイブリット方式で楽しむスタイルです。
目標は何となく決まっているけどどうやって計画していこうという方に、私の目標達成への計画の作り方を紹介します。
ゴール-現状=ギャップで考え、ギャップを埋める対策を考えるというものです。
今回の記事は、ゴールー現状=ギャップ出すところまで紹介していきます
具体的な数値で表せるゴールが必要です。
後述するギャップを出せるように、ゴールと現在を比較できるようにするためです。
ゴールを決めるときは、以下のような期間や値があるゴールにしましょう。
- ○市まで実走
- ○氏より早く走る
- 今月はたくさんライドする
- 三ヶ月後にロングライドで100km走る
- 一ヶ月で、○峠で、30分で走る
- 月に6回ライドする
具体的なゴール決めて、ゴールと現状を比較できる状態にしましょう。
現状をゴールと同じ具体的な数値を出します。
ゴールと同じく数値で現状を表すことで、比較を可能にします。
ゴールの章で出した具体的なゴールと同じ内容で表すと、下記のようになります。
- 今までの最長ロングライドは50キロ
- ○峠の自己新記録は35分
- 今は月に3回のライド
これで目標と比較できる現在の状態を表せます。
これまで出してきたゴールと現状の差を出す。
ギャップ(差)を出すことで、対策の検討ができるようになります。
例の部分をギャップを出すと下記のようになります。
- プラス50キロ走れるようになる
- タイムを5分縮める
- 月のライド回数を3回増やす
出したギャップが、今現在なせ埋まっていないのか考える。
状態を分析して、ギャップとなる要因を出すことで、要員を解消となる対策を検討できる状態にするためです。
例の部分を分析すると下記のようになります。
- プラス50キロ走れないのは→体力不足、道具不足、スキル不足
- タイムを5分縮められないのは→パワー不足、体重が重い、ペダリング
- 月のライド回数を3回増やせないのは→時間不足、きっかけ不足、難易度
私のギャップをまとめると下記のようになります。
出し方の詳細をさらに後半で紹介していきます。
2022年の私の目標は、北海道倶知安町で開かれるニセコ花園ヒルクライムで、41分台で走り切ることです。
ニセコ花園ヒルクライムは、コース全長約16km・平均勾配約4.6%の〇〇を上るコースです。
3年以上前に過去二回参加で、両方とも46分以下でした。
5分短縮して、ニセコヒルクライムで41分台を目指していきます。
ニセコ花園ヒルクライムにおける41分をわかりやすくするため、パワーで表していきます。
41分到達には、平均250Wが必要(詳細は後述)
軽さは正義ということもありますが、単純にちょっと正月についた肉が落ちていないので、当日までに65kgも目指します。
まとめるとこうです。
- 65kg
- 41分に平均250W
私は、2つの方法で確認しました。
- 自転車SNSで、41分の人の情報を参照
- ヒルクライム計算機アプリを使う
自転車SNSで、41分の人の情報を参照
Garmin Conectでニセコ花園ヒルクライムのセグメントを検索して、41分の人のパワーを参考にしました。
Stravaは、有料なら同じことが可能です。
ヒルクライム計算機アプリを使う
「ヒルクライム計算機」アプリで、体重・バイク重量・目標時間・コースの距離・標高差を入れて、パワーを計算できます。
アンドロイドアプリしかないため、Iphoneユーザは使えません。
Iphoneユーザの私は、PCからAndroidシミュレータのNoxplayerで、ヒルクライム計算機利用しました。
私の現状は、以下の通りです。
- 68kg
- 41分のパワーカーブが210W
体重は、正月に好きなものを食べて、ローラをサボっていたらこうなっていました。
40分ほどの登りが近くにないので、ゴールデンチーターで解析したパワーカーブで、41分のパワーを指標としました。
ギャップを出すと以下の通りです。
- 体重は68kgから65kgで-3kg
- パワーは、210Wから250Wで+40W
このギャップの要因を考えると
体重が3kg減らない要因は、食べ物
→月ローラー1000kmでも体重は、ほとんど減らなかったため、食べ過ぎなのだと思います。
ロードバイクローラー台1ヶ月で1000km走りきれるか?パワーが40Wと足りない要因は、機会不足、体力筋力不足
→40分も登る山が近くにない、+40Wを出し続ける体力が足りていない
今回は、ロードバイクでの目標達成の計画をためのゴールー現状=ギャップでギャップを出して、要因を考えるところまで紹介してきました。
次回の記事では、ギャップの要因に対する対策の考え方を紹介していきます。
何か目標を達成したいという方の参考になれば、幸いです。