坐骨神経痛が続く「あと(@chariboost_at)」です。
地元のサイクリング協会のイベントに参加してきました。
ライドスタート:国道回避で静かなルートへ
この日のライドは、伊達の道の駅裏からスタート。
自転車が連なって走るため、できるだけ安全かつ快適な道を求めて、国道ではなく農道を走る。
道自体は少しガタガタで、ところどころヒビが目立つものの、車がほとんど通らずグループライドにはぴったりの静かなルートだった。
写真係モード突入!先行ライドの裏事情
スタートからしばらくして、線路で一時停止するポイントが見えたところで、「写真を撮るチャンス!」と判断。
参加者のライド風景を撮るために、ぐっとペースを上げて先行する。
だが、後方の仲間には「写真撮影のため」と伝わっておらず、「ペース上げすぎ!何があった!?」とばかりに追いかけてくる事態に。
止まって撮影すると後ろの人はポカン。
「ごめん、写真です」と笑いながらカメラを構える。
止まると撮れない、でも止まらないと疲れがたまる。
そんなジレンマと戦いながら、カメラマンライダーの一日が進んでいく。
「一枚の写真の裏には、ゼエゼエ言いながら走る努力がある。」
追走、撮影、そして足が終わるまで
「撮っては走り、撮っては追い」の繰り返し。
写真を撮るための先行ライドは意外と脚を使う。
仲間に追いつこうとペースを上げたものの、じわじわと脚に疲労が溜まり、休憩ポイント前にはもう足が売り切れ状態。
ちょっと見栄を張って、まだ大丈夫という雰囲気で頂上にある休憩場所へ上るがかなりきつかった。
1月に座骨神経痛が出てから3ヶ月トレーニングしていなかった代償が、ここにきてずしりとのしかかる。
高速SAに続く不思議な休憩ポイント
休憩は、高速道路のサービスエリア裏にある展望ポイント。

しかしこの日、残念だったのは、無許可でドローンを飛ばしていると思われる外国人がいたこと。
せっかくの絶景も、ちょっとだけ気分が削がれてしまった。
それでも、後から来る仲間を撮影しながら待機。
足の重さに「ここから帰りたい…」と思いつつも、写真を撮っている時間だけは気が紛れた。
登りの洗礼とショートカット作戦
休憩後、またすぐに登りが始まる。
ちょっときつめの坂で、ついていこうとするものの、徐々に距離が開いていく。
景色がきれいな場所があったので、少し撮影タイム

「足がない」「でも写真は撮りたい」——そう思った瞬間、ルートの地図が頭に浮かび、ショートカットの可能性に気づく
「これは、撮影のためのショートカット」と判断し、別ルートから先回り。
なんでいるのと驚く仲間をカメラに収めながら、ひと息つく。
きついけど、こういうのも楽しい。
ゴール目前の甘いご褒美と帰路の地獄
ゴール近くでは、自分へのご褒美として、いつもの「スイーツナチュール」へ直行。
ここのシュークリームは、クリームたっぷりで“飲み物”レベルのなめらかさ。
その後の帰路は、仲間が前を引いてくれたが、脚は限界。
「あとさんなら着いてこられるでしょ?(時間押してきたから早く帰りたい)」という無言の背中に応えるべく、攣りそうな脚で食らいつく。
「足痛ぇぇぇ!でも止まりたくない!」という気合いだけで回すペダル。
最終的にはゴールし、ライドも無事終了。
身体はボロボロで、昔まだトレーニングしてなかったころこんな感じだったと思い出す大満足ライドでした。